その子が出来る最大限の手伝いをお願いする
お手伝いは、子どもが「生きる力」を身に着けるために家庭でできる最大のイベントです。
子ども自身が、「やりたい」と言ったことは、やらせてみてください。
まずは一緒にやってみるところから始めましょう。
時間がかかるとか、
時間がないとか、
イライラするとか、
一旦横に置いて、一緒にやる時間を楽しむ。そういう気持ちでやってみましょう。
やり方を教えて、
一緒にやって、
出来たら一緒に喜ぶ。ありがとうと声をかける。
うまくできなかったら、どうしたらうまくできるようになるか、一緒に考えてみましょう。
それだけで、子どもは喜びますし、お手伝いをして、ありがとうと言われたことで、自分は誰かの役に立てることを知ります。
人の役に立てることを知った子どもは、自己肯定感が育まれます。
一緒にやり方を考えたら、子どもは次もがんばってみようと思います。
気を付けたいのは、親の都合のいいようにしないこと。
子どもを大人の都合のいいように育てているのではない、ということです。
親の役目は、子どもを一人前の大人にすることです。
自分の都合のいい人を育てるのではありません。
親は一人の人間を育てているのです。
あなたの所有物を育てているのではないのです。
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